みなさん、ダイエットに興味ありますか?
いろいろなダイエットに挑戦するも、なかなか効果がでない。
いったいどうしたら痩せるんだろう?
なんて、思っている人もいるはずです。
そこで、朗報です!
わたしたちは毎晩ぐっすり眠るだけで、ダイエットの効果があがるんです。
??なんで??
と思いませんか?
さて、今回はそんなダイエットと睡眠の関係を探っていきたいと思います。
『質の良い睡眠をとることは一番のダイエット』という話は有名ですが、
- どうして眠るだけでやせるの?
- 睡眠とダイエットにかかせない4つのホルモン
- 全ては眠ることで解決
という3つを裏テーマにお話しします。
私も書きながら、再確認です!
Contents
眠るだけでダイエット?うれしい3つの理由
眠るだけでやせるなんて、ありえない!
そう思う人もいるでしょう。
じつは私もそう思っていました。
ですが、意外とウソではないんです。
眠るだけでやせるなら、眠らなきゃ損ですよね。
眠るだけでダイエットになる理由は
- ぐっすり眠れると、食欲が抑えられる
- ぐっすり眠っている間に、やせる準備をする
- ぐっすり眠るとストレスが減り、つまみ食いも減る
この3つです。
それでは、
1つずつお話ししていきますね。
ぐっすり眠れると、食欲が抑えられる
良い眠りで出る『成長ホルモン』は、自律神経を整える
日本人の健康診断をもとにしたデータで、
『肥満が少なかったのは、7~8時間寝ると答えた人のグループだった』
という記事を読んだことがあります。
以前は何かと、睡眠時間は8時間がベスト!
と言われてきましたが、
最近は、そこのところはくずされています。
睡眠時間の長さは、人それぞれ合った時間があるので、時間の長さにこだわらなくても大丈夫です。
睡眠はとにかく質が大事
他の記事でも、寝ている間にいろいろなホルモンが出るというお話しをしていますが、じつはここでも同じ。
成長ホルモンが出る眠りをしましょう!!
成長ホルモンをたくさん分泌できるのは、眠りについた90分後から3時間のあいだ。
この時間に、どれだけ深く眠れるかが勝負です!!
それにしても、成長ホルモンってなんて便利なんでしょう!
なんでもしてくれますね。
成長ホルモンの良いところはいっぱいありますが、今回のダイエットに関連する良いところをおさらいしておきましょう。
- 新陳代謝をよくする
- 脂肪を分解する手助けをする
- 自律神経を整える
成長ホルモンには自律神経のバランスを整えるというお仕事もあります。
ぐっすり眠れていないと、ストレスを感じやすくなります。
自律神経のバランスが乱れることで、食欲や脂肪燃焼のホルモンがうまく働かなくなるんです。
成長ホルモンがしっかりと分泌されるような質の良い眠り方をすると、食欲に関係する他のホルモンのバランスも良くなってきます。
それが、下の2つです。
今回はじめて登場するホルモンは、『レプチン』と『グレリン』です。
- 『レプチン』・・・食欲を抑えてくれるホルモン
- 『グレリン』・・・食欲が出るホルモン
対照的ですね。
睡眠不足になると、この2つのホルモンのバランスが崩れてしまいます。
食欲を抑えてくれる『レプチン』が減って、
食欲が出る『グレリン』が増えてしまうのです。
寝不足で頭がボーっとしていると、何となく食べちゃうのはこれでしょうか?
『グレリンは』食欲が出るだけではなくて
ケーキやからあげなどの高カロリーなものを欲しがるんですって!
最悪です。
思い当たることばかり。
私はついこの前まで、コンビニのレジ横にある揚げ物たちのとりこでした。
買わずにはいられない。
どうしても唐揚げが食べたい。
よく考えると、睡眠時間は平均5時間。
寝る前には枕元で動画を見ながら寝る。
といった、睡眠の質を下げることばかりやっていました。
そういうことかー!
ぐっすり眠れていれば、からあげを食べなくてもいいんですね。
ぐっすり眠っている間に、やせるための準備をする
眠っている間に、やせるための準備をするってどういうことでしょうか?
眠っている間に寝返りで筋トレ?
それとも、寝相がわるくてエネルギーを使うから?
そうではないんです。
眠っている間、わたしたちの体の中ではすごいことが起きています。
私たちは何もしなくても、ぐっすり眠るだけで、体の中で勝手に準備をしてくれるんです!
『寝る前3時間は食べない』って聞いたことありますか?
ダイエットをする人は必ず聞くのではないでしょうか。
みなさんは、その理由を知っていますか?
私は今まで、
- 食べ物が入ったまま寝ると胃に負担がかかるから
- あとは寝るだけで動かないから
- 寝ている間に栄養が吸収されるから
くらいに思っていました。
でもこれ、じつは、ぐっすり眠るためなんです。
ぐっすり眠るためには、胃を落ち着かせておくことが大切です。
なぜかというと、胃が消化しようとしてがんばっていると、脳にもがんばる信号がいってしまい、眠りが浅くなるからです。
眠っている間には、
・細胞を生まれ変わらせる
・脂肪を燃やす
などの他にも、たくさんのお仕事があります。
そのお仕事は、胃の食べ物を消化し終わってから。
両方同時にはできません。
そのため、
食べ物の消化が終わるのを待っていると、他の仕事をするホルモンはなかなか出てこれなくなってしまいます。
ホルモンたちに働いてもらうには、働きやすい環境をつくってあげなければならない、ということですね。
食べたものの消化が終わるまでの時間は約3時間
胃にものが入ったまま寝ると、体はその食べ物を消化することに一生懸命になってしまいます。
睡眠中に出すはずのホルモンたちが後回しになってしまうんですね。
寝る間際に食べてしまうと、睡眠が浅くなって朝目覚めたときにスッキリしないどころか、夜中に目が覚めることもあるそうです。
せっかく寝たのにもったいないですね。
ぐっすり眠るためにも、カラダに、消化に必要な3時間の余裕をあげましょう。
ぐっすり眠るとストレスが減り、つまみ食いも減る
自律神経が整うとストレスが減り、目が食べもを欲しがらなくなる
もう1つ、ダイエットには欠かせない新しいホルモンが登場します。
『コルチゾール』・・・ストレスがたまると増えるホルモン
コルチゾールは『ストレスホルモン』とも呼ばれています。
ストレスを感じたときに、そのストレスと戦うために出てくるホルモンです。
ストレスが肥満の原因になるのかどうかは、まだはっきりとはしていないらしいですが、肥満の人は、この『コルチゾール』の数値が高いそうです。
コルチゾールが増えすぎてしまうと、高血圧からの肥満や糖尿病などの心配がでてきます。
ここまで読むと、ちょっと厄介者のような『コルチゾール』ですが、じつは、良いところもあるんです。
寝ている間に脂肪をエネルギーに分解してくれるお仕事もしています
コルチゾールだって、増えすぎなければ必要なホルモンなんです。
コルチゾールが増える = ストレスがたまっている
ってことですよね。
このコルチゾールを増やさないためにも、睡眠不足にならないようにぐっすり眠りましょう。
ぐっすりねむっていると、自律神経も整い、ストレスが減ることで、口を動かしていなくても落ち着いていられるようになりますね。
まとめ
眠るだけでダイエット?うれしい3つの理由
- ぐっすり眠れると、食欲が抑えられる
- ぐっすり眠っている間に、やせる準備をする
- ぐっすり眠るとストレスが減り、つまみ食いも減る
何をやっても成功しないダイエット。
食欲を抑えるにも、脂肪を燃やすにも
とにかく質の良い睡眠をとることが大切だとわかりました。
『成長ホルモン』おそるべし。
ですね。
最後に、睡眠とダイエットにかかせない4つのホルモンをおさらいしておきましょう。
- 『成長ホルモン』・・・自律神経を整えるホルモン
- 『コルチゾール』・・・ストレスで増えるホルモン
- 『レプチン』 ・・・食欲を抑えてくれるホルモン
- 『グレリン』 ・・・食欲が出るホルモン
寝る前に3時間って長いですよね。
理想を言えば3時間は食べないほうがいいのですが、
どうしても「お腹がすいて眠れない」という人は、消化の早いものや脂質の少ないものを少しだけ食べるのがおススメです。
がまんしていると眠れなくなりますもんね。
ぐっすり眠るには、リラックス。
体に負担のかからない範囲で、自分に優しくするのも大切です。
それでは、おやすみなさいzzz。