みなさん、子守歌って歌ってもらったことありますか?
何年か前までは、
TVドラマで赤ちゃんや子どもを寝かしつける時に子守歌を歌うシーンをよく観ましたが、
最近は時代劇くらいしかそんなシーンは出てこないような気もします。
最近は、
子守歌を歌う代わりに、スマホでYouTubeやアニメ映画を観せて眠らせるという若いお母さんも多いとか。
時代が変わってきましたね。
でも、できれば、
スマホの明かりを浴びてから寝るよりも、
横で大好きな人が優しく歌う声を聴きながら寝る方が、
子どもの睡眠の質が上がるんです。
ここでは、そんな『子守歌』を探っていきます。
Contents
子守歌って本当に眠くなるの?子守歌の効果を探ってみよう
本当に眠くなるのか?
脳の興奮状態が落ち着いてくれば、眠くなります
子守歌には、眠りに誘うポイントがいっぱいあります。
・耳のそばで歌ってくれるので、音の振動が脳に届きやすい
・静かに優しく歌うので、脳にα波が出やすい
伝統的な子守歌はもちろん、
子守歌に使う曲は音程の上下が少なく、
リラックスして聴ける曲が多いです。
リラックスすることで、脳にはα波が。
副交感神経がはたらいて、深い睡眠へと入っていきます。
眠くなるもう1つの理由
手でお腹の辺りをポンポンする
子守歌を歌う人は、赤ちゃんや子どものお腹の辺りを手で軽くポンポンと叩きながら歌いませんか?
この「ポンポン」もポイントなんです!!
単調なリズムの振動が体に届くことで、リラックスします。
それに、手からは愛情が伝わりやすいとも言われます。
よく、「手当てをする」と言いますよね。
「手当て」は『手を当てる』という、そのままの意味もあるんです。
痛いところに手をそっと当てるだけで、落ち着く。
オトナも、歯が痛いときは頬に手を当てる。
お腹が痛いときはお腹に手を当てる。
など、痛いところに手を当てますよね。
それと一緒で、自分に愛場を持ってくれている人の手が体に触れることで、安心して眠りにつくことができるんです。
子守歌の効果とは?
子守歌が良い理由は?
子どもに愛情が伝わる
お母さんやお父さん、おばあちゃんやおじいちゃん。
こどもを寝かしつける役目の人はいろいろな人がいると思います。
たとえば、お母さんのお友達かもしれません。
どういう関係の人なのか、というよりも、寝てもらいたい子どもにどれだけ愛情をもっているかが重要なポイントです。
子守歌の効果は?
愛情いっぱいの子守歌を聞いて育つと、こんな効果があります。
・情緒が安定する
・感情が豊かになる
・言葉を覚えるのが早くなる
『子守歌を歌う』という行動のなかには、子どもに愛が伝わるポイントがたくさん詰まっています。
子どもは寝てしまうだけ。と思ったら大間違い!
寝ている間に脳がいろいろなものを吸収していくんです。
とくに、小さい子どものうちは成長ホルモンの分泌も多くなってきます。
眠っている間の脳の記憶力も良いんです。
まとめ
Q:子守歌って本当に眠くなるの?
A:なります!聴いてるうちにリラックスして眠くなります。
子守歌は、子どもに愛情が伝わりやすい。
愛情が伝わると、安心するのでリラックスできて深い眠りにつながる。
深い眠りに入ると、脳に記憶が残りやすく良い効果が期待できる。
・情緒が安定する
・感情が豊かになる
・言葉を覚えるのが早くなる
子守歌、いいですね。
日本の伝統的な子守歌で有名なものは、江戸時代から語り継がれたものだと言われています。
ちょっと暗めな曲調のものが多いですよね。
外国だと、もう少し明るめの曲もありますね。
たとえば、ちょっと前にオムツのCMで流れていたものとか。
伝統的な子守歌ではなくても、愛情たっぷりに歌うことが大切です。
お気に入りの歌を、優しくうたってみてくださいね。
では、おやすみなさいzzz。