みなさん、寝るときの電気ってどうしてますか?
テレビを見ながら、電気もつけたまま、寝落ちする。
なんてこともありますよね。
じつは、電気の明るさは、眠りの質にかなり影響があるんです。
それじゃあ疲れがとれないよ。
お友達からも質問があったこの疑問。
ここでは、寝るときの電気はつけっぱなしでもいいのか?
それとも、暗くしなければいけないのか?
そのあたりを探っていきます。
Contents
寝るときの電気、つけっぱなしでも大丈夫?

大丈夫ではありません!
そう聞くと、ビックリしてしまいますよね。
それでは、何が大丈夫じゃないのか、その理由を探りましょう。
つけっぱなしだと何が悪いの?
脳が昼間と勘違いしてしまう
お部屋の電気がばっちりついている状態で寝てしまうと、脳が休まらないんです。
目から入る光は、脳に「今は昼間です」と信号を出してしまいます。
目をつぶっていても、同じこと。
まぶたはわりと薄くて、光を透してしまいます。
光が届くせいで、昼間だと勘違いした脳は、休まず活動し続けてしまいます。
そうすると、眠ってから出るはずのホルモンが出なくなってしまい、いろいろなところに影響がでてきてしまうんです。
ここで、眠っている間に脳がしているお仕事をおさらいしてみます。
- 記憶の整理をする=記憶力を高める
- ホルモンを出して細胞を修復する
- 食欲をコントロールする
など。
これは、ほんの一部です。
しっかりと脳を休ませることで、人は体をリセットします。
リセットするためには、脳に「夜になりましたよー」と知らせてあげることが大切。
脳に夜になったことを知らせてあげるために、電気を消して暗くしてあげましょう。
眠っている間の脳のお仕事について書いた記事があるので、こちらものぞいてみてください。


真っ暗だと眠れない!そんな人はどうしたらいいの?
オレンジ色の暗めのライトを使う
蛍光灯などの白い色の光は太陽の光に近い明るさがありますが、ベッドサイド用ランプなどオレンジ色の優しめの光なら大丈夫。
脳は昼間と勘違いすることはありません。
寝るときのスマホやパソコン、何時間前ならいいの?

できれば1~2時間前までくらいにしよう
現代人には欠かせないスマホやパソコン。
お布団に入っても、つい動画を観たりしていませんか?
眠りが浅くなっちゃうから気をつけて!
そうなんです。
寝る前のスマホやパソコンは、睡眠の質をかなり下げてしまっているんです。
では、なぜ寝る前のスマホやパソコンはだめなのか。
その理由をみていきましょう。
スマホやパソコンから出る光の特徴
スマホやパソコンから出る光は太陽の光に似ている
スマホやパソコンからは、ブルーライトという種類の光が出ています。
これが、くせもの。
ブルーライトは太陽の光にも入っています。
空が青く見えるのはブルーライトのおかげです。
どんなにくらい部屋の中でも、スマホやパソコンを観ていることで、脳は昼間と勘違いしてしまうんです。
光の他にも原因が? 脳が目覚める!
スマホやパソコンを観ていると、脳が活発に動いてしまう
ブルーライトで脳が昼間と勘違いして、目覚めてしまう。
それもそうですが、もう一つ目覚めてしまう原因があります。
それは、脳を使ってしまうこと。
動画を観たり、メールをしたりというのは脳を使ってしまいますよね。
脳が活発に動いてしまうので、興奮が冷めるまでは脳を休めることができなくなってしまいます。
深い眠りにつくためには、脳を休めてあげることが大切です。
寝るときのスマホやパソコン、何時間前ならいいの?
できれば1~2時間前までくらいにしよう
さて、ではスマホやパソコンを使うのは何時間前までが理想なのでしょうか?
個人差もあるので、はっきりとした規定はありません。
私が見た資料では、お布団に入る4時間前で ”眠っている間にでるホルモンの実験” をしていました。
でも、4時間前にやめるのは、なかなか厳しいですよね。
なので、できればお布団に入る1~2時間前くらいにはやめておきたいものです。
ブルーライトは目にも強い刺激を与えます。
目を早めに休めて、一日の疲れをとってあげましょう。
まとめ

- 夜は電気を消しましょう
- 真っ暗だと眠れない人は、オレンジ色のベッドサイドランプを使いましょう
- 寝る前のスマホやパソコンの使用は、できれば1~2時間前までにしましょう
せっかく眠るなら、質の良い睡眠にしたいですよね。
そんな私も、寝る前のスマホがなかなかやめられない。
わかっていても、そんなものです。
1~2時間前は難しくても、自分のペースで少しずつ目を休める生活サイクルを作っていきましょう。
ぐっすり眠るためにはリラックス。
スマホを観る代わりに、軽いストレッチでもしませんか?
では、おやすみなさいzzz